銭湯絵師 田中みずき氏の著書「わたしは銭湯ペンキ絵師」を読んだ。
田中氏の人生や銭湯絵に対する想いや考えがとてもよく分かる一冊だ。
話はアーティスト目線で進むが、一介のサラリーマンである私にも刺さる内容。
特に大学時代のエピソードや行動は今の自分に欠けていると感じ、仕事中の考え方に影響を与えてくれた。
銭湯の壁絵に関する歴史にも触れられており、知識取得の観点でも面白さがあった。
本文に登場した1986年出版の書籍「風呂のはなし」は先程注文してしまった。
銭湯の歴史にも興味を持っており、このあたりも深く学びたい...。
本編をあまり詳細を書くとネタバレになっちゃうので、是非読んでくださいッ!
私が過去に訪れた田中氏の銭湯絵は、都湯、大黒湯、今井湯、千年温泉が田中氏の作品だった記憶。中延記念湯も部分的に担当。地球と少年の絵は大好きだ。
そんなこんな、あらゆる銭湯へ足を運び出してから、銭湯絵への関心が高まっている。
現在、銭湯絵師は3人しかいないと言われており、銭湯で大きな絵を見るたびに誰の作品だろうとワクワクしながら眺めている。
3人の銭湯絵師とは丸山清人氏、中島盛夫氏、田中みずき氏だ。
また、都内で見られるほかの銭湯絵だと、故早川利光氏、元見習いの勝海麻衣氏、黄金湯のほしよりこ氏、三田PARADISEのRYO OGATA氏もいる。後者2人はペンキ絵だはなけども。
どこかで、銭湯絵師別の銭湯一覧なんかも作りたいわね。